硬水と軟水の違いとは

ミネラルウォーターを買おうとネットショップをのぞいてみると、必ず商品ごとに「硬水」か「軟水」という表示がされているのではないかと思います。

 

これはお水の「硬度」を表す言葉で、ヨーロッパ各国とアメリカで使っている硬度の単位は異なるものの、カルシウムとマグネシウムの量が多ければ多いほど硬度は高く、少なければ低い、ということになります。

 

一般に日本の採水地から採れるミネラルウォーターや、水道水は軟水で、ヨーロッパでは水道水もミネラルウォーターも硬水が多くを占めます。

 

日本では洗顔に水を使うのが普通ですが、ヨーロッパでは拭き取りが主流なのは、硬水だと石けんが泡立ちんくく、また肌を傷めてしまうからです。

 

日本では硬水と軟水のミネラルウォーターどちらが人気?

 

さて、ミネラルウォーターを購入して、飲用や料理に使う際にも、やはり日本では慣れ親しんだ軟水の人気が高いです。実際、硬水は炊飯は和食の調理には向きませんし、お茶やコーヒーをいれるときにも軟水のほうが美味しくできます。

 

赤ちゃんのミルク作りや小さいおこさんの飲用にも、軟水が適しています。大人にとってはプラスになることもあるミネラル分も、赤ちゃんや小さいおこさんにとっては内臓の負担になってしまうことがその理由です。

 

軟水で熱湯と冷水の両方が出るタイプのウォーターサーバーを使えば、いちいちお湯をわかさずに安全なお水でミルクを作ることができ、育児中のお母さんの負担を減らすことができるでしょう。もちろんお父さんのサポートも簡単になりますね。